太陽光

太陽光発電を有効活用した給湯製品も発売されています。
ガス効率のいいエコジョーズと太陽光発電を組み合わせたものがあります。太陽熱利用ガス温水システムと言います。

太陽光発電を自宅に導入している人もいますが、結局は電気を余らせてしまって電気を売ることになったり、気候によっては電力が足りなくなるということもあります。
しかし、ガスを補助的に使うことで太陽光発電の弱点をカバーできるようになります。

太陽熱利用ガス温水システムは普通、太陽光を浸かった電力を消費するのですが、天気が悪い時や電力が足りない時はガスによる給湯に切り替えられるのです。
電気給湯器だとお湯を沸かすのは夜だけでそれを昼間使うのですが、ガス温水システムだったら昼も夜も湯沸かしすることができます。

必要な量が増減しても料金は変化しません。太陽熱を利用して安い電力でお湯を沸かし、不足したらガスのパワーでお湯を沸かします。熱効率はかなり高くなるといえるでしょう。

この電気とガスのいいとこどりしたシステムにエネファームというものもあります。ガス熱を発電に利用する仕組みのことです。首相公邸にも使われているシステムです。

今後、さらにこのようなガスと電気を効率よく組み合わせるエネルギー利用はますます増えていくと予想されます。新築住宅にこの給湯システムを導入すると行政から補助金を受けることができる制度もあるそうです。

ミストサウナ

家でサウナを楽しめたらすごくいいと思いませんか?
北欧の人はサウナが大好きで家にサウナがあったりするみたいです。日本でも最近ミストサウナ機能付きの給湯器を選ぶ人が増えているそうです。

その中でもノーリツのエコジョーズシリーズはミストサウナ機能は充実していますのでおすすめです。

ミストサウナが特に活躍するのは冬の寒い時期です。
浴室の温度を高くしておけば寒い思いをして入浴することがなくなります。特にお年寄りと一緒に住んでいるご家庭ではおすすめです。浴室が寒くなっていると温度差に体が適用できずに血栓が起こりやすいです。それを防ぐために浴室暖房機能を活用するのをおすすめです。

また、体を洗ったりするときに寒い思いをすることもなくなります。
ただし、ミスト中は自分の体をあらうことができませんので注意してください。

あまり長風呂をしないひとでもミストサウナを一度試してみてください。
ミストサウナは霧状のお湯が体をしっかりつつんでくれますので長時間お風呂に浸かったのと同じくらい体を温めてくれます。
体の筋肉や欠陥がほぐれて代謝がよくなります。老廃物も流されるそうです。

スチーム効果もありますので肌の毛穴の中の汚れまで洗い落とすことができます。お肌の調子がよくなりますよ。

エコキュートの問題

エコキュートを使っている家庭も増えてきました。
ガスを使わなくても良いのでガス代を節約することができるのが魅力です。
エコキュートのような電気給湯器は貯め湯タンク型の給湯システムとなっています。
電気代が安くなる深夜にまとめてお湯を沸かして溜めておき、それを次の日に使っていきます。
家庭によってはかなり大きな貯め湯タンクを庭などの敷地内に設置する必要があります。

このタンクシステムなのですが、少し問題もあります。
設置場所によっては地震があったときに転倒してしまう可能性があるのです。タンクがたおれて中のお湯が近くにいる人にかかってしまう可能性があり、とても危険です。

このようなトラブルが問題視されるようになったのは2011年の東日本大震災の時です。この地震による貯め湯タンクの転倒事故は約100件もあったそうです。
その後も地震によって地盤が傾いた土地などは危険性が高まったり、故障が起きたりといったことが発生したそうです。

中に入ってるお湯はかなり温度の高い熱湯です。そしてタンク自体の重量もあります。倒れてきたらとても危険です。
また、転倒により電気系統に異常が発生することもあります。すると家の他の電気使用にも支障が出てきてしまいます。

もし地震が発生したらタンクが倒れていないか、周囲に異常がないかを確認するようにしてください。

リフォーム

家を大々的にリフォームする場合、様々な住宅設備も一緒に新しいものに買い換えたいと思う人が多いです。
10年位買い替えていないものがあるのでしたらこの機会に買い換えることをおすすめします。
日本の住宅設備技術というのは世界的にみてもとてもレベルが高いものです。わずか数年でもっと便利な新しい機器が登場することがあります。
特に給湯器などの設備の進歩はめまぐるしく変わります。
水回りを設計から見直そうと考えているのでしたら一緒に給湯器も買い換えることをおすすめします。

浴室暖房付きの機能のついた給湯器も最近では手頃な値段で導入できるようになっています。効率的に使うため、間取りからしっかり設計を考えて取り付けることをおすすめします。

効率よくするためには給湯器自体とお湯を使う場所を近くにする必要があります。
お湯を使うのはキッチン、洗面所、お風呂の三箇所です。この三箇所を動線で結ぶようにするとお湯の通る配管を長くする必要がなくなって効率的です。

お湯の通る配管が長くなるとそれだけせっかく温めたお湯が冷めてしまう可能性があり、エネルギーの無駄になってしまいます。

最新式の住宅モデルでは効率性を重視してトイレと洗面所、洗濯スペースを同じ室内に配置するという設計がとられることが多いです。それぞれパーテーションで区切って引き戸で開け閉めするそうです。エネルギー効率をアップさせることができますし、掃除もしやすいです。